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顎関節症の悩み何科へ行くべきか私の体験談
あれは数年前のことです。突然、口を開け閉めするたびに、顎の関節のあたりで「カクッ」「ジャリジャリ」と音が鳴り始めました。そこの歯医者で 大阪市にしても最初は気のせいかと思って放っておいたのですが、そのうち口が以前ほど大きく開かなくなったり、食事をする時に顎がだるく感じたりするようになりました。これはおかしい、一体どうしたんだろう?と不安になり、インターネットで調べてみると、「顎関節症」という言葉が目に留まりました。どうやら私の症状に当てはまるようです。 そこで次に考えたのが、「一体どこの病院に行けばいいんだろう?」ということです。顎の関節だから整形外科?でも口のすぐ近くで、耳の奥も少し痛いような気がするから耳鼻咽喉科?いや、食べる時に使うところだし、歯と関係あるのかな?歯科?頭の中がごちゃ混ぜになって、すぐに病院を決めることができませんでした。そんな探偵事務所が大阪でもここでは周りの人に聞いてみても、「歯医者じゃない?」「耳鼻科じゃないの?」と意見が分かれてしまい、ますます混乱してしまいました。 結局、最初に私が足を運んだのは、かかりつけの内科でした。なんとなく体の不調を相談するならここだろう、と思ったからです。しかし、内科の先生に症状を話しても、あまりピンとこない様子で、「うーん、顎の関節ねぇ…ちょっと専門外かな。様子を見てひどくなるようなら、整形外科か、もしかしたら歯科口腔外科が良いかもしれないね」と言われて終わってしまいました。正直、あまり明確なアドバイスがもらえず、困惑したまま帰宅しました。やはり、専門外の科では難しいのだと痛感しました。 改めて顎関節症について詳しく調べてみると、顎関節症は顎の関節だけでなく、顎を動かす筋肉や、歯並び・噛み合わせの不調が原因となっていることが多いと知りました。そして、これらの問題を専門的に診てくれるのが、「歯科」特に「歯科口腔外科」であるという情報を強く推奨している記事が多くありました。私の症状も、噛み合わせに何か問題があるのかもしれない、筋肉が疲れているのかもしれない、そう思うと、歯科が一番理にかなっているように思えてきました。 勇気を出して、顎関節症の治療経験があると謳っている近所の歯科医院に予約を取りました。診察室に入り、これまでの症状を詳しく伝えると、歯科医師は私の顎の動きや音を丁寧に確認し、口の中、特に噛み合わせの状態を時間をかけて診てくれました。レントゲンも撮影し、顎の関節の状態を確認しました。診断の結果、やはり顎関節症であること、そして私の場合は顎を動かす筋肉の緊張と、長年の噛み合わせの癖が原因の一つである可能性が高い、ということが分かりました。 内科で曖昧な診断だったのが嘘のように、歯科医師は私の顎の状態について詳しく説明してくれ、今後の治療方針(まずはマウスピースを使った治療から始めましょう、など)を明確に示してくれました。専門家ならではの視点と、具体的な治療法があることに触れ、ようやく安心することができました。顎関節症は、単に関節だけの問題ではなく、歯や筋肉、噛み合わせなど、口腔領域全体のバランスの問題であることが多いのだと、身をもって理解できた瞬間でした。 私の経験から言えることは、もし顎の関節の音や痛み、口の開けにくさといった顎関節症を疑う症状が出たら、迷わず最初から「歯科」または「歯科口腔外科」を受診するのが、最も早く適切な診断と治療にたどり着ける道だということです。顎の専門家である歯科医師に診てもらうことが、つらい顎の悩みから解放されるための最善の選択であると、私の体験は教えてくれました。どうぞ、私のように遠回りせず、専門家を頼ってください。