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AGAの抜け毛はどこから?進行しやすい部位とは
AGA(男性型脱毛症)による抜け毛は、体のどの部位の毛髪でも起こりうるわけではなく、特定の部位から進行しやすいという特徴があります。AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)に対する感受性が高い毛根が、頭部の特定領域に多く存在するためと考えられています。AGAで抜け毛が進行しやすい代表的な部位は、まず「前頭部(生え際)」です。特に、額の左右の剃り込み部分、いわゆる「M字部分」から薄くなり始めるケースが多く見られます。鏡を見たときに、以前よりも生え際が後退している、M字の切れ込みが深くなっていると感じたら、AGAの初期症状である可能性があります。進行すると、前頭部全体の髪の毛が薄くなり、額が広くなったように見えることがあります。次に、「頭頂部(つむじ周辺)」もAGAの影響を受けやすい部位です。自分では直接見えにくいため、気づきにくい場所ですが、合わせ鏡で確認したり、家族や友人から指摘されたりして発覚することがあります。つむじを中心に円形に髪の毛が薄くなり、地肌が透けて見えるようになるのが特徴です。この頭頂部の薄毛は、いわゆる「O字型」や「U字型」と呼ばれるパターンで進行します。これらの前頭部と頭頂部は、男性ホルモンレセプターが多く分布しており、DHTの影響を受けやすいため、AGAによる薄毛が進行しやすいと考えられています。一方で、側頭部や後頭部の毛髪は、比較的DHTの影響を受けにくく、薄毛になりにくい傾向があります。このため、自毛植毛手術では、この後頭部などの毛髪を採取して、薄毛の気になる前頭部や頭頂部に移植するという方法が取られます。AGAによる抜け毛が、これらの特定部位から始まっていないか、注意深く観察することが、早期発見・早期対策に繋がります。
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私が成長因子美容液を試してみた結果
最近、スキンケアに詳しい友人から「成長因子が入った美容液がいいらしいよ」と聞き、もともと肌のハリ不足や乾燥による小じわが気になっていた私は、興味津々。少し値段は張るけれど、思い切って評判の良さそうな成長因子配合の美容液を試してみることにしました。私が選んだのは、EGF(上皮成長因子)とFGF(線維芽細胞成長因子)の両方が配合されているというタイプ。使い方は、洗顔後、化粧水の後に数滴を顔全体になじませるだけと、とてもシンプルでした。テクスチャーは少しとろみがありましたが、肌にのせるとスーッと浸透していく感じで、ベタつきは気になりません。最初の数日は、正直なところ、特に大きな変化は感じませんでした。「やっぱり化粧品だし、こんなものかな」と思いながらも、とりあえず一本使い切るまでは続けてみようと、毎晩のスキンケアに取り入れていました。変化を感じ始めたのは、使い始めてから2週間ほど経った頃でしょうか。朝、洗顔した後の肌触りが、なんだかいつもより滑らかになったような気がしたのです。そして、鏡でよく見てみると、気になっていた目元の乾燥小じわが、心なしかふっくらとして目立ちにくくなっているような…?気のせいかな、と思いつつも、少し嬉しくなって、さらに使い続けるモチベーションが湧いてきました。1ヶ月が経つ頃には、肌全体のハリ感がアップしたのを実感。以前は夕方になると肌がしぼんだような感じがしていたのですが、それが軽減され、ファンデーションのノリも良くなったように感じました。劇的にシワが消えたり、シミがなくなったりするわけではありませんが、肌全体のコンディションが底上げされたような、健やかな印象になったのは確かです。もちろん、これが成長因子だけの効果なのか、それとも保湿効果や他の成分との相乗効果なのかは分かりません。でも、私にとっては、肌に自信を与えてくれた嬉しい変化でした。成長因子配合の化粧品は、魔法の薬ではないけれど、日々のスキンケアに取り入れることで、肌本来の力をサポートしてくれる、頼もしい味方になってくれるのかもしれないな、と感じています。